講習会(竹垣)
今回の講習会は一人で作る袖垣の2回目。小雨が降る中、二人の参加者が挑戦しました。先月柱に押し縁の忍びをつけるところまで終わっていたので、今日はまず裏に割竹を取り付けるところから。まずは倉地君。彼は大徳寺垣を作っています。
柱にヌメ板が入って、押縁の所に忍びが入っています。ここからスタート。
裏面の割竹をかきつけて、シノビで押さえます。
裏面の割竹を切り揃えます。
あんこの白穂を横に入れていきます。普通は黒穂なのですが、今回は白穂。
一段目の白穂を節の高さを揃えてさしこみます。節からの出る枝は右へ向けます。
二段目は枝を左にふります。今日はここまで。
ここからは佐藤君です。彼は時雨垣を作っています。裏面の割竹は倉地君と同様につけました。
表面の白穂を下から差し込みます。この時、下段の白穂の頭を持ち上げて、その下に上段の白穂を根本が見えないように差し込みます。
一番上まで終わりました。
一番上を切り揃えて、押縁をつけて今日はここまで完成。茶筅止めと一番上の押縁はもう気持ち上でも良かったかもしれませんが、初めてにしては上出来です。この後シュロ縄をつければ完成です。二人ともお疲れ様でした。