一輪挿しワークショップ

1月13日に草月流花道家・大谷美香さんの主催で竹の一輪挿し制作のワークショップを行いました。

午前・午後に分かれて総勢約30名の方に参加いただきました。

最初に一輪挿しの作り方をデモンストレーションをした上で、3つのグループに分かれて実際に一人一つ制作してもらいました。

自分で作った一輪挿しを持ち帰れるということももちろんですが、普段使うことのないノコギリ、銑、ノミなどの工具を使う機会に触れて、参加者の方々も興味津々で楽しんでいただけたようです。

ノコギリ一つとっても、初めてやってみると真っ直ぐに切るのは意外と難しいものです。実際に自分の手を動かしてそれを実感するというのはとても大切なことだと思います。初めて使う道具に四苦八苦しながらも美しく仕上げようと一生懸命に取り組む姿が印象的でした。

一輪挿しを作った後は焼き竹の花器を作りました。ガスバーナーで竹を焼くなんてめったにできない体験ではないでしょうか?皆さんちょっと怖かったかもしれませんが、やってみたら思いの外楽しかったのではと思います。

最後に門松削ぎのデモンストレーションも行いました。

講習後は作品と共に記念撮影。皆さん充実感を感じていただけたのでしょうか、いい笑顔ですね。

私の左隣にいるのが大谷先生。後列の左端、福喜多造園の福喜多さんにも講師としてお手伝いいただきました。

このような大人数での講習会は私もほとんど経験がなく、始まる前は諸々の準備や構想などに頭を悩ませました。しかし、当日若い方々が楽しみながら熱心に竹に向き合っている姿を見て、私としてもとても充実した時間を過ごすことができました。

主催していただいた大谷先生、興味を持って参加してくださった皆様に感謝申し上げます。

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